【都市伝説⑦】教習所の指導員は厳しい人しかいないってホント?

【都市伝説⑦】教習所の指導員は厳しい人しかいないってホント?

こんにちは!『教習所求人ナビ』の松田です。

今回も、「教習所で勤めたいな」と思っている皆さんが、とっても気になっているあのウワサの真実をご紹介!題して、「教習所都市伝説を徹底解明企画」をお送りいたします。

今回は、「教習所の指導員は厳しい人しかいないってホント?」がテーマです。

松田理加(教習所サポートコンサルタント)

松田理加

教習所サポート コンサルタント。大学卒業後、南福岡自動車学校に入社。普通自動車だけでなく、準中型・中型・普通二輪の指導員資格も取得。毎年行われる全国学科競技大会で2年連続県大会出場の実績を持つ。現在は、その経験を活かして全国の自動車学校にノウハウを伝える。

先生になるには、厳しい人にならないといけない?

誰しも仕事を選ぶ際には、「やさしい人の多い職場で働きたいなぁ。」「明るく楽しい環境で仕事に励みたいな。」と、職場の雰囲気を重視するでしょう。
その理由は、厳しい性格の人が多いとストレスになりそう、怒りっぽい人と一緒だったら仕事をうまくできなさそう、という不安からそう思うことが多いようですね。

私が就職活動をしているときは、まさにそんな考えでいっぱいでした。
一生働くことになるかもしれない職場です、慎重にじっくりと見定めたいところですよね。

それを考えると、「自動車学校の先生」という職業はちょっと心配している人もいるのではないでしょうか。

「教習所の指導員は厳しい人が多いから、職場もピリピリしているのでは…?」
「自分も指導員になるなら、厳しい人にならないといけないのでは…?」と考えがよぎることも。
その気持ち、とてもわかります!

しかし実際に自動車学校で指導員として働いていた私からの結論は、「そんな心配は、ない!」です。

自分にあった指導員になろう!

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たしかに先生・指導員という職業柄、危ないことを未然に防がなければならない義務があります。
そのため、教習生を注意することもありますし、行動をたしなめることもあります。
道路交通の場では少しの油断が大きな事故を招くことにもなるため、致し方ない場面も中にはあるでしょう。

しかしそれは、教習生の身を案じての行動です。意味もなく怒ることはありません。
教習所全体が常にピリピリしているわけではないのです。

指導員も人間です。
職場の休憩時間では和やかにお茶を飲んだり、談笑したりと一般の職場と大差ない雰囲気の自動車学校がほとんどです。
むしろ、その中に教習生が入ることもあるので、非常ににぎやかな時が多い印象ですね。
決して、特筆して厳しい環境ということはないのです。

全国に拡大中「ほめ達」!

また、「指導員だから、厳しい性格になるべき!」…という義務などももちろんありません。
小学校や中学校の先生にも、いろんな人がいましたよね。
人は十人十色。自分にあった指導のやり方で、セーフティドライバーの育成ができればよいのではないでしょうか。
あまり厳しいばかりでも人は成長しませんし、肝心の「安全運転」につながるかというとかえって逆効果になるパターンもあるからです。

この教育上の問題点は、近年自動車学校業界ではとくに注目されています。
そのため、たくさんの学校がとある資格を指導員にとってもらっています。
それが、ほめる達人検定、略して「ほめ達検定」です。
教育のカタチを根本から変えていく動きが業界でも広まっているのですね。

(「ほめる達人検定」詳細は→https://www.hometatsu.jp/

最後に

いかがでしたでしょうか。
教習所の指導員は厳しい人しかいない、ことなどありません。

学校によって雰囲気等の違いはありますが、職業上の特性はあまり感じないように思えます。
まずは自分の目で見てみるためにも、ぜひ求人を行っている教習所に応募してみて下さいね!