福祉系の学部を卒業した僕が、教習指導員になった理由【現役指導員の生の声】

福祉系の学部を卒業した僕が、教習指導員になった理由【現役指導員の生の声】

こんにちは!『教習所求人ナビ』の松田です。

今回のテーマは、現役指導員が語る自動車学校への就職の経緯です。
以前コラムでお世話になった、重松健太指導員とのインタビュー形式でお送りいたします。
まだ読んでいない方は下記のリンクよりどうぞ。

松田理加(教習所サポートコンサルタント)

松田理加

教習所サポート コンサルタント。大学卒業後、南福岡自動車学校に入社。普通自動車だけでなく、準中型・中型・普通二輪の指導員資格も取得。毎年行われる全国学科競技大会で2年連続県大会出場の実績を持つ。現在は、その経験を活かして全国の自動車学校にノウハウを伝える。

松田理加(教習所サポートコンサルタント)
松田

重松さん、前回に引き続きよろしくお願いいたします。
今回は、重松さんの教習指導員になるまでの経緯や就職活動についてお聞かせください。

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)
重松さん

はい、よろしくお願いします!

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)

重松健太

大学卒業後、南福岡自動車学校に入社。
普通自動車の教習指導員資格を取得。現在は、ミナミホールディングスにて動画制作の仕事に就く。
「教習所YouTuberアルバカ」としても活動。YouTubeで大ヒットと言われる100万再生も記録。
「教習所YouTuberアルバカ」YouTubeチャンネル

自分のやりたいことに目覚めた時

松田理加(教習所サポートコンサルタント)
松田

重松さんが教習指導員になろうと思ったのは、いつ頃ですか?

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)
重松さん

大学の3年の春頃ですね。早い人は、インターンなどの就職活動に入ろうとしている頃でした。

松田理加(教習所サポートコンサルタント)
松田

それまではどういう仕事に就きたいと思っていましたか?

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)
重松さん

元々は、小学校の先生になろうと思ってました。
小学校6年生のときの担任の先生が大好きだったので、自分もそういう先生になりたかったんです。

でも高校の時に、学校の先生は楽しいことを教えるだけじゃダメだなと思い、一度考え直してみたんです。

そこで深く悩んだのは、「自分の本当にやりたいことってなんだろう」というテーマですね。

松田理加(教習所サポートコンサルタント)
松田

なるほど。就活でいう自己分析に近いですね。

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)
重松さん

結論、「自分は人と違うことを思いつく、それで人を楽しませたい」。
これこそ僕のやりたいことであり、長所なんだと気づいたのもこの時です。

悩みに悩んだ福祉の学部

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)
重松さん

そうして色々考えていたのですが、大学では福祉の学部に進学しました。
日本の高齢化社会を考えると、将来必ず必要な仕事になると思ったからです。

松田理加(教習所サポートコンサルタント)
松田

福祉のお仕事に就こうとは考えなかったのですか?

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)
重松さん

はい。大学で4年間勉強をしたのですが、そこでもまた、自分自身への疑問が生まれました。
自分のやりたいことは本当に福祉の仕事かな?と思ったのです。

自分の性格と合っていないような気がして…。
この自分の長所を活かすには、もっと違う業界があるんじゃないのかとずっと考え続けていました。
そしてその時ちょうど友達の影響もあってハマっていたのが、車だったんです。

松田理加(教習所サポートコンサルタント)
松田

なるほど、そこで車関係の仕事に目を向けたんですね。

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)
重松さん

そうです!最初はディーラーの仕事に興味を持ち、アルバイトまでやってみました。
しかし、やはり「本当にやりたいこと」にそぐわず…。
そこでふと、ずっとなりたかった先生への夢とつながり、自動車学校の先生の仕事を見つけたんです。

松田理加(教習所サポートコンサルタント)
松田

「先生」と「車」が、見事にドッキングしたわけですね!
自身で通っていた自動車学校の先生はどうでしたか?

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)
重松さん

すごく怖い先生でした(笑)。
でもそれと同時に、「ここを変えたらいいんじゃないか」という、アイデアもたくさん出てきたのがこの業界なんです。

それこそ動画もその一つ。
自分が怖いイメージを持ったからこそ、指導員になって変えていきたいなと思いました。

自動車学校への就職

松田理加(教習所サポートコンサルタント)
松田

そこから自動車学校の就職先を探したのですね。

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)
重松さん

はい、いろいろ検索しました。
就職する前に一度体験験したいとも思っていたので、「働かせてください」と電話でアプローチしたりもしましたね。

松田理加(教習所サポートコンサルタント)
松田

すごい行動力ですね!
自動車学校を探すときの条件って何かありましたか?

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)
重松さん

まずは、自分が住んでいる県であること。
これは地元だからというだけではなく、福岡県は新企業を立ち上げる人への支援も豊富だったからというのもあります。

その方面にも興味があったので。
そして、二つ目は社長がどんな人かというところを見ていました。

松田理加(教習所サポートコンサルタント)
松田

どんな社長の下で働きたいと思ったのですか?

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)
重松さん

僕自身のやりたいことができるよう、常に変化し続ける革命児みたいな人の下がいいなと思っていました。
そうして今の社長、会社に出会いましたね。

松田理加(教習所サポートコンサルタント)
松田

就活の芯がしっかり定まっていたんですね。
指導員という仕事自体に、不安はありませんでしたか?

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)
重松さん

ありましたね。
正直自分は愛想もないし、人見知りなので本当になれるのかとても悩みました。

でも、それは1つの成長の機会とも思えたんです。
結果、人間としてとても成長でき、無事に指導員にもなれました。
自分のやりたいことをやりながらの仕事は、今とても楽しくやれています。

松田理加(教習所サポートコンサルタント)
松田

今のご活躍は、その成長の成果とも言えるのではないでしょうか。素晴らしいです。

最後に

松田理加(教習所サポートコンサルタント)
松田

前回に引き続き、とてもいいお話を聞かせていただいてありがとうございました。
最後に、今教習指導員になろうか悩んでいる人に一言お願いします。

重松健太(南福岡自動車学校 指導員)
重松さん

(教習指導員になるかどうか、)迷ってるんだったらなってください。
正直教習指導員の仕事は、僕自身が一番適性がないと思っています。
でも、とても楽しくやれています。力量で悩んでるだったら、なってみるべきです。

まずは指導員試験頑張ってください!
指導員の仕事の楽しさ、やりがいはそこからです。

あと指導員の経験を経て業界を盛り上げたくなったらいつでも僕に連絡してきてください。

インタビューありがとうございました。
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