こんにちは!『教習所求人ナビ』の松田です。
今回は、教習指導員になりたい!でも一体何から始めたらいいの?の疑問を解決する内容。
題して、「今日からできる!教習指導員になるための勉強方法」がテーマです。
松田理加
教習所サポート コンサルタント。大学卒業後、南福岡自動車学校に入社。普通自動車だけでなく、準中型・中型・普通二輪の指導員資格も取得。毎年行われる全国学科競技大会で2年連続県大会出場の実績を持つ。現在は、その経験を活かして全国の自動車学校にノウハウを伝える。
やっておいて損はない!指導員になるための勉強
教習指導員の資格は国家資格のため、「明日取ろう!」と思い立ってすぐに取得できるものではありません。
21歳以上という年齢の条件、かつ、指導員審査は年に2~3回(※各都道府県による)という時期も決まっています。
「その期を逃さないために、今のうちにやれることをやりたい!」
「本当に資格をとれるか不安…」
そんなあなたにおすすめ。
審査を受けた実体験より、今日からできる指導員になるための勉強法を、ここで2つ伝授します!
その1,運転の腕を磨く!
まずは指導員になるための絶対的な基本となる、運転技術をあげることから始めましょう。
教習指導員たるもの、自分自身の運転がうまくなければ人に教えることなどできません。
右折、左折の基本から、後退(バック)の仕方まで、一通りきちんとできるか試してみましょう。
手順や曲がるスピードなどは適切ですか?道路交通法にのっとって見直してみて下さい。
ここでぜひ押さえておいて欲しいのは、「坂道発進」と「踏切の通過」です。
坂の少ない地域の人や線路沿いをあまり走らない人は、教習でやったのが最後という方もいるのではないでしょうか。
しっかりやり方を思い出しましょう!
忘れちゃった方は下記の動画で復習してみるのもありですね!
その2,学科の教本を見直そう!
- 高速道路を走行するときの、タイヤの空気圧は高め?低め?
- 霧が出てきた時の前照灯の向きは上向き?下向き?
- 雨の日など、車が水の溜まった路面を走行中に、タイヤと路面の間に水が入り込み、車が水の上を滑るようになりハンドルやブレーキが利かなくなることがある。これを何現象という?
これらはすべて教習所で教わる内容なのですが、瞬時に答えられますか?
指導員になるにあたって、道路交通法をしっかり頭にいれておくことももちろん大事ですよね。
家にまだ教習通っていたころの学科教本が残っていたら、しっかり見直しましょう。
免許更新の講習でもらえる、「わかる 身につく交通教本」(全日本交通安全協会発行)を持っている方はそちらでもOKです。
指導員は別名、自動車学校の先生とも呼ばれている通り、教習生にとっての「先生」なのです。
知識をしっかりと身に着けて、教習生の疑問に答えなければなりません。
しかし道路交通法はなかなか量もあるので、早めから取り組むことに越したことはありません。
今日から始めてみましょう!
最後に
いかがでしたでしょうか。
教習指導員になるための勉強は、実はすぐに始められるのです。
早めに取り組み、審査の時期には自信をもって受けられるように準備をしておきましょう!
実際に指導員審査を受けるためには、教習所に所属する必要があります。
ぜひ求人を行っている教習所に応募してみて下さいね!