毎日成長が楽しみ!「先生」と呼ばれる仕事
こんにちは!『教習所求人ナビ』の松田です。
好きなものはお茶とみかん。この二つを携えてコタツでのんびりすることですね。
よろしくお願いします。
今回のテーマは今注目のお仕事、教習指導員の魅力を「教育業」の観点からお伝えします。
松田理加
教習所サポート コンサルタント。大学卒業後、南福岡自動車学校に入社。普通自動車だけでなく、準中型・中型・普通二輪の指導員資格も取得。毎年行われる全国学科競技大会で2年連続県大会出場の実績を持つ。現在は、その経験を活かして全国の自動車学校にノウハウを伝える。
人に教えることが好き!というアナタ。
でも、教習指導員として車の運転を教えるなんて…と不安に思っている方もいるでしょう。
大丈夫です。指導員は運転技術や知識も確かに必要になりますが、それは後天的に勉強をしてつけるもの。
最も必要なのは、教育者として人に寄り添う心を持つことです。
むしろその心さえあれば、誰にだってできる仕事です。
教えることが好き、人が好き、生徒の力になりたい。
そんな思いを持ったすべての先生に知ってほしい仕事です。
この記事の目次
1.指導員だから叶えられる!3つのポイント!
学校の先生やスポーツインストラクターとはまた一味違う、教習所指導員としての「先生」。
接する年齢層や教える内容が特殊だからこそ得られる、貴重な経験があります。
(1)生徒の成長を近くで感じることができる。
指導員の仕事は、教習車の助手席に乗って指導をしたり、実際に手本を示してタイヤに触らせたりと基本的に生徒と近い位置で指導を行います。
だからこそ、生徒の小さな成長や喜び、少し手間取っている状況をすぐに感じ取れるのです。
「今のよかったよ!できるようになったね!」「先生のおかげです!」
こんな会話が常日頃から飛び合う車内。この距離だからこそ、生まれる信頼があります。
(2)先生と呼ばれる仕事で、生徒と一生モノの関係を築くことができる。
「若者のくるま離れ」とは言われていても、まだまだ日本人の7割(20代以上)が取得している自動車の免許。誰しもが一度は通るこの道の先生になれるとは、教育者としてこれほど嬉しいことはありません。
「免許証を見るたびに先生を思い出します!」と言われた時は、本当に指導員冥利に尽きました。
これは私の実体験です。
(3)安全運転を指導しながら、人の育成に携わることができる。
人が移動をする上では欠かせない道路交通の場では、お互いの思いやりが大切。
それが交通事故を減らす第一歩となるマナーであり、一つの社会的ルールです。
それを学ぶことで、また一つ人は成長します。
免許を取得する多くの若者からお年寄りまで。
たくさんの人の成長に立ち会ってみませんか?
自分自身の勉強にも繋がること間違いなしです。
2.スタッフインタビューをご紹介
実際に教習指導員として働いているスタッフにも、今の仕事について聞いてみました。
(1)教師になりたかったが上手くいかず、指導員として働き始めました。
教師になりたくて教員試験を何度か受けていたのですが、なかなか受からずどうしようかと悩んでいました。
そんな時に教習所の指導員という仕事を知りました。教える内容こそ違いますが、「生徒達の成長を感じられる」「先生と呼ばれる仕事がしたい」と思っていた私にとってピッタリの仕事だと感じました。
実際に指導員として働いている今では、日々生徒達の成長を感じられることが嬉しいです。
また人生相談にのることだってあります。生徒に寄り添って教えることが出来るのも魅力です。
(2)生徒との距離が近く、結婚式に出席することだってあります!
今まで指導員として働いてきましたが、一番の思い出は生徒の結婚式に参列したことです。
教習所のイメージは、指導員とは一定の距離があると思われがちですが、教習運転の際にもよく話しますので生徒との距離がとても近いです。
実際に生徒同士と飲みに行ったりすることもあります。 教習所を卒業しても自分の教え子と関係が続いていくのは嬉しいですね。
(3)インストラクターからの転職。安定した収入が得られるのが魅力です。
スポーツが好きで、元々教えることが得意でしたのでジムのインストラクターとして働いていました。
自分にとても合っていた仕事でしたが、収入の増加がなかなか見込めない·安定しない。
30歳になっても同じインストラクターの仕事を続けていけるのかと不安に思い、 他の仕事を探し始めました。そんな時、「収入が安定している」「人に教えることが出来る」指導員を見つけました。
今では、 しっかりした収入を得ながら、成長していく生徒達の笑顔を見ることができて嬉しいです。
3.まとめ
いかがでしたでしょう。業種は違っていても、「先生」という仕事にはたくさんの共通点があります。
もしかしたら、アナタの本当にやりたかったことは、ここに眠っているのかもしれません。
そんな教習指導員の仕事の魅力を、少しでも知ってもらえたら嬉しいです。松田でした。