新型コロナウイルス禍で、教習所で行っている対策とは?【求職者からのお悩みの声】

新型コロナウイルス禍で、教習所で行っている対策とは?【求職者からのお悩みの声】

こんにちは!『教習所求人ナビ』の松田です。
今回は、まさに今!就活をしているみなさんを悩ませている、新型コロナウイルスに関しての内容です。
題して、「コロナ禍で教習所はどうなっているのか」がテーマです。

松田理加(教習所サポートコンサルタント)

松田理加

教習所サポート コンサルタント。大学卒業後、南福岡自動車学校に入社。普通自動車だけでなく、準中型・中型・普通二輪の指導員資格も取得。毎年行われる全国学科競技大会で2年連続県大会出場の実績を持つ。現在は、その経験を活かして全国の自動車学校にノウハウを伝える。

ガイドラインができています

コロナ対策ガイドラインができています

新型コロナウイルスが猛威を振るい始めはや一年。
普段の生活環境が様変わりする中、自動車教習所業界も、新しい営業方法に取り組んでいるようです。
「自動車の運転を学ぶ」「学校」という施設であるため、どうしても人の往来が伴うこの職場では、現在どのように営業をしているのでしょうか。

実は全国の指定自動車教習所では、教習生や受講者に安心して教習や各種講習を受けてもらえるように、「指定自動車教習所における新型コロナウイルス感染症の感染防止のためのガイドライン」を徹底的に守ることで、感染防止のための様々な取組を行っています。

その取り組みにどのようなものがあるのか、一緒に見ていきましょう。

徹底除菌で安全に教習を

徹底除菌で安全に教習を

上記で紹介したガイドラインに書いている内容の中の、教習所特有のものを簡単に上げると下記のような感じです。
(※基本的な留意事項は割愛して、教習所特有のもののみ簡潔化して抜粋。)

  • 教習所及び車両内の換気。(可能であれば2方向の窓を同時に開ける。)
  • 教習所及び車両内の消毒。
  • 教習を行った都度、ハンドル、シフトレバー、ドアノブなど、頻繁に教習生が触れた箇所を中心に消毒。
  • 送迎時は対人距離を確保するために、できるだけ2メートル(最低1メートル)を目安に間隔を空けて座席に座ることができるよう、送迎車両への乗車を 予約制にするなどして、乗車人数を管理。など。

この他にも、学科教室の管理や職員同士の接触についての注意もたくさん出ています。

基本的には、私たちが普段お店などで見る感染対策の、さらに強化版だと思っていただければよいでしょう。
どうしても共用になる教習車や、学科の教室。教習原簿の消毒は徹底して行うように指示されています。
かなり徹底して対策を行っているようですね。

実際、通学制の教習所では、「教習生がコロナ禍の影響で減った」という話はあまり耳にしないのが現状です。
(※合宿制で主に運営している学校など、運営形態や地域によって差はありますが…。)

運転免許取得希望者増加中!?

むしろ最近では、運転免許を取得する人が増えている傾向にある実態も見えています。

その理由には、やはり個人での交通手段の確保。以前は電車で会社に通っていたという人も、公共交通機関での密を避けるため、自家用車での通勤に切り替える人が増えているようです。
四輪の免許はもちろん、この機会に二輪車の運転にチャレンジする人も多いとか。
需要が実は急上昇しているというのが現状のようです。
中には指導員が足りていないという学校も…?

最後に

いかがでしたでしょうか。
このようなガイドラインも作成して行っているため、感染対策を徹底した上で営業続行している学校が多いようです。
なおかつ、需要としては右肩上がりを続けています。
新たな就職先として、検討してみてもよいかもしれませんね。
まずは自分の目で見てみるためにも、ぜひ求人を行っている教習所に応募してみて下さいね!