異業種から指導員に転職！その理由とは？②【現役指導員の声】

はい。よろしくお願いします。

転職を決断した理由の一つには、前社の社風が自分に合わなかったからというのもあります。

ハッキリと明言しているものではないのですが、自分が働いて感じたのは「仕事をしているときは仕事以外の話をしてはいけない」雰囲気ですね。

業務の特性上しょうがない部分もあるのですが、できれば楽しく社員同士コミュニケーションをとって仕事をしたいなぁというのが本音でした。
そうすることで、新しいアイデアが生まれたり、相手の考え方を知ることで成長できるからです。

好きなのですが、得意ではないですね。
それでも人生の大半を過ごす環境がこの雰囲気なのは辛いなぁと思いました。

もちろんこの社風が合う人もいると思います。
ただ、自分がなかなか噛み合わなかったんですね。

できれば自分の考えも周りに聞いてもらいたいと思い、研修やご飯会などの企画を考えてはみたのですがなかなか実行に移すことはできませんでした。

そうですね。合わない環境にいることで自分がこれまで培ってきたスキルさえ萎んでいくように感じました。
今の自分の姿や仕事している様を家族に胸を張って言えるか。答えはNOでした。

はい。その時に「転職」という可能性を考えたんです。
今の会社ではやりたいことも全力で応援してくれて、メンバーで楽しく仕事ができていると感じています。

大変でしたねー。まず勉強方法自体がわからなかったので、たくさんの人に助けてもらいました。
これもいいコミュニケーションになったかなとも思います。

技能指導法ですね。対人コミュニケーションが得意ではなかったので…。たくさん練習しました。
加えて暗記も苦手だったので、筆記関係はトイレに文章を貼って覚えていました！

「紙を見ずに言えるまでトイレから出ない！」と自分でルールを決めてやっていましたね！
結果的に覚えることができたのですが、その期間は朝トイレからなかなか出られなくなっていました(笑)。

自分は特に、車に対して興味を持っている方でもなかったので不安も大きかったです。
しかし、練習をすれば運転も上手くなるし、教えてくれるメンバーもいたので頑張ることができたんだと思います。

はい！
たくさんあるんですけど、最近だと特に嬉しかったのが、自分の担当した教習生が同じ指導員になってくれたことですね。

実を言うとその子を担当したときは、まだ指導員に成り立てだったんです。
なかなか自信を持てなかったのですがその時初めて、指導員になってよかったなと思えました。

自分が人事を担当していることもあり、今でも悩みを聞いたり雑談をしたりとよい関係性が築けていると思います。

また自分のスキルで言うと、人前で話すときと個別で話すときの伝え方の違いを勉強できたと思います。
指導員になることで身に着けた、一つの成長ですね。

指導員には学科指導と技能指導があって、印象づけるには伝え方に工夫が要るなと思いました。
昔から人前で話すことが苦手だった僕が、そこまで考えながら今指導員をやっていることを思うと感慨深いです。

転職した自分が言うのもなんですが、転職しないに越したことは無いと思います。
結構体力と精神力を使うので…。

ただ、自分の感情が無くなっていくような、喜びを感じないような状況であれば、環境を変える選択をするべきだと思います。

いざ転職をするときは、自分としっかり向き合うことをオススメします。
人それぞれ「働くこと」に対する価値観は違うので、自分は何が「好き・楽しい」で、何が「嫌い・つまらない」のかを整理してください。
「好き・楽しい」の場所を見つけられたらHAPPY LIFEの始まりです☆

最後のはちょっと気持ち悪かったですね(笑)。