社長が自動車学校に入社したわけ

幼い時から、祖父が小学校の先生をやっていたので教えることに興味がありました。
また、車も大好き大好きだったので自分にぴったりな仕事だと思いました！

大学卒業時には他の職種も受けていましたが、指導員という仕事の働くイメージがしやすいこともあり南福岡自動車学校に就職を決めました。

正直、座って勉強することが嫌いだった僕には大変でしたよ(笑)

大変だった理由は3つあります。

1. 量が多い
   覚えることはもちろん、準備や練習する量も多いです。
2. 試験が多岐にわたる
   指導員試験の項目は、6項目あります。
   筆記試験と実技試験があり、頭と体をフルに使いますよ！
3. 短期間で勉強しなくてはいけない
   上記のことを同時進行しながら、短期間で習得していかなくてはいけません。
   指導員試験は期間が決まっているので、日程に合わせて勉強していきますよ。

人にもよると思いますが、技能指導法が難しかったです。

理由は、相手の反応によって言うことを変えなくてはいけないからです。
他の項目では覚えたことをそのまま書くことなどが多いですが、技能指導法は試験当日の試験官によって言うことが違います。求められてることを考えて、指導をしなければいけません。

先輩や上司、専門に教えてくれる教育係もいました。
その方々がいて、独りじゃないから指導員資格は取れると思います。

教育係の人から「なんで勉強しているのか？」と聞かれたことがあります。
ほとんどの人が「指導員になるため」と答えていましたが、その人は「未来に受け持つ生徒さんを困らせないために勉強している。勉強は自分のためじゃなく、未来の生徒さんのために頑張れ」と声をかけてくれたことをよく覚えています。

2回で合格しました。

試験に落ちた時、なんで自分だけ落ちたのか？と考えましたが、今になっては落ちた経験ができてよかったと思います。生徒さんが試験に落ちた時など、同じ気持ちになれるからです。
なんで落ちたのか？など思わなくなりました。